「勉強をやったの?」「何でやらないの?」と言うことは,子どものかすかに残った「やる気」を無くさせることがある。よく,2人の子どもが言う。「何で,家は,勉強やらんでいいよと言うの?」と。
これは,本当に勉強をやらなくて良いという意味ではなく,必要以上にやらなくて良いという意味である。上の子は,高校3年だが,「勉強やれと一回も言われたことがない」と今でも言う。勉強ができたから言わないのではなく,できなくても言わない。まさに,下の子が,「お父さん,勉強嫌いだから,中学校に行かなくても良い?」と聞いたとき,何の抵抗もなく「本当に嫌だったら行かなくて良いよ。」と言った。本人が,ものすごくホッとした顔をしたのを覚えている。小学校中学年の頃である。子どもは,親が知らないうちに大きな負担を感じているのである。
これを継続した。途中で,本当に,大工がやりたいと言えば,大工。パイロットが良いと言えば,飛行機を見に行った。しかし,今は,自信を持ち,自分の道を歩いている。
「勉強をやれと言うな。何がやりたいかが言える子に」
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